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溶連菌
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カラダの不調で困ったら
いしゃクルは、最短30分で自宅から医師を呼ぶことができる、夜間・休日の往診サービスです。
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いしゃクルではスペシャリストである看護師が電話対応をしておりますのでお気軽にご相談ください。
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2024.3.14
新型コロナウイルスの抗ウイルス薬について
内服の抗ウイルス薬には細胞内に侵入した新型コロナウイルスが増殖・拡散するのを阻害する作用があり、2023年9月時点では「ラゲブリオ」「パキロビッドパック」「ゾコーバ」の3種類があります。ひとつずつ見ていきましょう。
※重症度は酸素飽和度および臨床状態から医療従事者によって軽症・中等症Ⅰ・中等症Ⅱ・重症に分類されます。
※重症化リスク因子としては高齢や様々な基礎疾患、喫煙や肥満などの生活習慣が報告されています。
ラゲブリオはその活性体によりウイルスRNAの複製エラーを引き起こし、ウイルスの増殖を阻害する薬です。 飲み方: 1日2回、1回4カプセルを5日間内服します。
対象者: 18歳以上で軽症から中等症Ⅰの方のうち、重症化リスク因子があるなど医師が必要と判断した方です。
注意点: 重症度の高い方や、発症から6日目以降に投与した方に対する有効性は確立していないため、発症から5日以内に服用を開始することが推奨されています。
※妊婦又は妊娠している可能性のある女性は服用することができません。
パキロビットは有効成分がポリメラーゼというタンパク質の合成過程で必要な酵素を阻害し、ウイルスの増殖を抑制する薬です。 飲み方: 1日2回、1回3錠を5日間内服します。
対象者: 成人または12歳以上かつ体重40㎏以上の小児で、軽症から中等症Ⅰの方のうち重症化リスク因子があるなど、医師が必要と判断した方。
注意点: ラゲブリオと同様に重症度の高い方、発症から6日目以降に投与した方に対する有効性は確立していないため、発症から5日以内に服用を開始することが推奨されています。
作用機序としてはパキロビットパックと同様、ウイルスの増殖過程で働く酵素を阻害し、ウイルス増殖を防ぐ薬です。 飲み方: 1日1回、初日は3錠、2-5日目は1錠を内服します。
対象者: 上記2つの薬とは異なり、12歳以上で重症化リスク因子の「無い」軽症から中等症Ⅰの方のうち高熱・強い咳症状や強い喉の痛みなどの症状があり、医師が必要と判断した方。
症状が現れてから3日目までに投与が開始された場合に有効とされるため、発症から72時間以内の服用開始が推奨されています。 このお薬も一緒に飲むことができない医薬品が多くあるため、必ず現在飲んでいる薬やお薬手帳を医師に見せてください。
妊婦又は妊娠している可能性のある女性は服用することができません。
内服によって症状の緩和や重症化の抑制が期待されますが、妊娠中の方や、常用している薬によっては飲めないこともあります。
一方、新型コロナウイルス感染症があまりにも急速に拡大したため、これらの薬は特例承認もしくは緊急承認という形で承認されているため効果や副作用について十分な検討がされていないという意見もあり、内服開始に関しては主治医とよく相談しましょう。
いしゃクルでは、新型コロナウイルスの診療・検査も可能です。 お気軽にご相談下さい。