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医療コラム

2023.11.28

帯状疱疹とは?

帯状疱疹とは?帯状疱疹とは、水ぼうそう(水痘)と同じウイルスで起こる皮膚の病気のことです。このウイルスに初めてかかる場合は水痘として発症し、再度かかる場合は帯状疱疹として発症します。水痘が治った後もウイルスは体内に潜んでおり、加齢や疲労などによって免疫力が低下するとウイルスが再び目覚め再発します。帯状疱疹の症状①初期症状:皮膚の痒みやピリピリ、ズキズキした痛み②水ぶくれを伴う発疹が(体の左右どちらかの神経に沿って)帯状に現れる(徐々に痛みが強くなる)③症状の多くは上半身にみられ顔や首に現れることもある(個人差があります)帯状疱疹の治療法原因である水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、痛みを抑える鎮痛薬で治療します。皮膚の症状や痛みを改善する効果のある塗り薬を使用する場合もあります。塗り薬には水疱の中のウイルスが外に出て、他の人にうつらないよう、皮膚を覆う効果もあります。帯状疱疹を治療しないとどうなる?帯状疱疹の治療が遅れたり、治療しなかった場合には、発熱や頭痛のような全身的な症状が現れることがあります。また、帯状疱疹ウイルスは神経の流れに沿って障害を及ぼすため、目や耳など感覚器の神経を傷つけた場合には視力の低下や難聴などを引き起こします。帯状疱疹を予防しよう!帯状疱疹の発症率は50歳代から急激に高くなります。帯状疱疹患者の約7割が50歳以上です。また、日本では80歳までに約3人に1人が帯状疱疹にかかると言われています。※発症リスクの上がる50歳以上の年齢の方は、ワクチン接種の対象です。帯状疱疹はひどくなる前に治療を始めることが重要です。できる限り早く医療機関を受診し、治療を始めることをおすすめします。いしゃクルでは、帯状疱疹に対応した飲み薬・軟膏も準備しています。お困りの際はご相談下さい。

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