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医療コラム

2023.10.24

RSウイルス感染症とは?

はじめに子供が感染しやすいRSウイルス感染症について知っておくことは重要です。このウイルスは、新生児や幼児などの子供に感染する可能性が高いです。この記事では、RSウイルス感染症の原因と症状、一般的な治療方法、検査方法、予防策について詳しく説明します。RSウイルスとは?RSウイルスとは、 Respiratory Syncytial Virusの略称です。RSウイルスは風邪やインフルエンザウイルスと同じような症状を引き起こしますが、乳幼児期には重症化することもあります。また、感染力が非常に強いため、感染が広がることも少なくありません。RSウイルス感染症の原因と症状RSウイルス感染症は非常に感染力が強く、特に乳幼児や高齢者にとっては重篤な症状を引き起こすことがあるため、注意が必要な病気です。感染の主な原因は、空気中に漂う「飛沫」や、「飛沫」が付着した物品に触れることで、口や鼻から体内に侵入することです。 子供に見られる症状は、咳や鼻水、発熱や呼吸器症状、食欲不振や吐き気、下痢などが挙げられます。これらの症状は、成人に見られる症状とそう変わらないものです。ただし、乳幼児の場合は、発症後に突然呼吸が苦しくなる症状を引き起こすことがあります。主な原因は、乳幼児の気管支が成人と比べて細く、感染により簡単に腫れて狭くなってしまうためです。このようなRSウイルス感染症の症状は、風邪やインフルエンザと似ていますが、違いがあります。RSウイルス感染症は、発症後の気道閉塞症状が発生しやすいことが最大の特徴であり、注意が必要です。また、「成人には影響しない」という誤解もありますが、成人でも罹患する可能性があるため、注意が必要です。RSウイルス感染症の治療方法RSウイルス感染症に罹患してしまった場合、一般的な治療方法は、軽症の場合は症状を抑えるための対処療法が中心となりますが、重症化する可能性がある場合には入院治療が必要になります。入院治療では、酸素吸入や点滴、人工呼吸器などの処置が行われます。RSウイルス感染症の検査方法RSウイルス感染症の診断には、迅速診断キットを使うことが多いです。いしゃクルの場合は、その場で結果が分かる迅速検査を行います。鼻に綿棒を入れて採取した検体で検査を行い、結果はおおよそ15分で分かります。RSウイルス感染症検査の判断基準RSウイルス検査の判断基準は、以下のような症状がある場合に行われます。 ・発熱・鼻汁や咳・呼吸が苦しい・食欲がない RSウイルス感染症の予防策についてRSウイルス感染症の予防策は、手洗いやマスクの着用、人混みを避けることです。子供が感染する可能性が高い時期には、家族全員が手洗いを徹底することが重要です。また、「予防策がない」と考えられている方がいますが、基本的な感染対策を実践することで、感染リスクを減らすことができます。治療法や予防策は、一般的に感染症に対して行われることと同じです。感染予防に最大限の注意を払い、感染した場合は早めに治療を受けるようにしましょう。RSウイルス感染症と免疫力私たちが免疫力を高めることができるということは、RSウイルス感染症の感染リスクを減らし、また治療効果も高めることができます。 私たちの免疫力が低下している場合、RSウイルスや他の病原体に対する耐性が低くなる可能性があります。 このため、免疫力を高めることは、RSウイルス感染症に対する防御策となります。 では、免疫力を高める方法を見てみましょう。免疫力を高めるためには、バランスのとれた食事、十分な睡眠、ストレスの軽減、運動などが重要です。 これらの方法を実践することで、私たちは自分自身の良好な健康状態を整えることができ、RSウイルス感染症のリスクを減らすことができます。 しかしながら、免疫力を高めることは、一朝一夕でできることではありません。健康的なライフスタイルを維持するように努めましょう。まとめRSウイルス感染症は、乳幼児にとっては重篤な症状を引き起こす場合があるため、感染している時期や症状について知識を持つことは、予防や治療に役立ちます。注意してお子さんの健康に気を配りましょう。

2023.11.14

ノロウイルス感染症とは?

ノロウイルス感染症とは?ノロウイルス感染症とは、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に急性胃腸炎や食中毒を引き起こすウイルスによる感染症です。ノロウイルス感染症の症状一年を通してノロウイルス感染症は発生していますが、特に冬場に流行します。例年、11月くらいから発生頻度が増え、12月から1月頃にピークをむかえます。ノロウイルスは口から入って人の腸管内で増殖し、吐き気、嘔吐、腹痛、下痢などの症状を引き起こします。一般的に、発熱はあっても軽度です。通常、これらの症状は1日から2日で治まりますが、子どもや高齢者などは重症化したり、吐いたものを喉に詰まらせて命を落としてしまうこともあります。また、不顕性感染と呼ばれる症状が現れない感染形態となったり、軽い風邪のような症状を呈することもあります。ノロウイルス感染症の感染経路ノロウイルス感染症の原因としては2枚貝によるものが有名ですが、実は食品に付着したウイルスを調べることは難しく、食中毒の7割が原因不明とされています。ただ、ノロウイルスは加熱により失活(病原性を失うこと)するため、生食を避けてしっかりと火を通す事が予防策になります。このウイルスの感染経路はほとんどが経口感染で、様々な経路から口に入って症状を引き起こします。(1) 感染者の便や吐いたものから人の手を介して感染(2)感染者から他の人へ飛沫を介して直接感染(3)家庭や飲食店で調理者が感染し、その方が調理した食品を食べて感染(4) ノロウイルスが付着した2枚貝を、生あるいは十分に加熱せずに食べて感染(5) ノロウイルスを含む井戸水や簡易水道を不十分な消毒で摂取して感染ノロウイルス感染症の診断と治療検査を行わずに症状や状況証拠からノロウイルス感染症としているケースもありますが、厳密には症状だけからノロウイルス感染症と断定することはできません。医療機関では便を用いた抗原検査を行うことができるため、その結果が診断の補助になります。(ただし、健康保険が適用されるのは3歳未満もしくは65歳以上の方に限られます。)ノロウイルスには予防するためのワクチンや、感染してしまった時に有効な抗ウイルス薬がなく、治療は症状に合わせた対症療法に限られます。特に体力の弱い子どもや高齢者が感染すると脱水になりやすいため、十分な水分摂取と栄養の補給が必要です。脱水症状がひどい場合には、病院で点滴を行うなどの治療が必要になることもあります。下痢止めは、ウイルスを体内にとどめてしまい、逆に病気の回復を遅らせることがあるため使用しない場合が多いです。ノロウイルス感染症の予防方法(1)ノロウイルスは少ないウイルス量で感染するため、食品や食器、調理器具などにノロウイルスを付着させないように、手洗いや消毒を徹底することが必要です。(2)食品は中心温度85℃から90℃で90秒以上の加熱が望まれます。(3)ノロウイルスに感染した人やその周囲の人は、食品を調理したり提供したりしないようにしましょう。(4) 感染者のふん便やおう吐物を処理するときは、マスクや手袋などを着用し、次亜塩素酸 ナトリウムや亜塩素酸水で浸すように床を拭き取り、その後水拭きをします。(家庭では次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系漂白剤で代用できます。)(5) ノロウイルスは乾燥すると容易に空気中に漂い、これが口に入って感染することがあるので、 便や吐いたものは乾燥しないうちに速やかに処理し、十分に換気を行うことが重要です。 (6) 家族が感染者になった場合には、別のトイレや洗面所を使用するか、使用後に消毒しましょう。症状が改善しても1週間程度、長いときには1ヶ月程度 体からウイルスの排泄が続きます。そのため、しばらくの間は十分な感染予防が求められます。まとめノロウイルス感染症は正しい知識と予防策で対処することができます。もし感染してしまった場合には、しっかりと休養をとって水分補給を行い、必要に応じて早めに医療機関を受診しましょう。

2023.11.16

手足口病とは?

手足口病とは?手足口病は、口の中や手足などに水疱性の発疹が出ることが特徴の病気です。エンテロウイルス、コクサッキーウイルスなどウイルスの感染によって起こる感染症です。最もかかりやすい年齢は1〜5歳ですが、成人にも感染します。6月〜8月の夏に流行する三大夏風邪の1つと呼ばれています。手足口病の症状手足口病の症状は、3〜5日の潜伏期の後、手のひらや足底・足背・口の中の粘膜に2〜3mmの水疱が出現します。時に肘や膝、お尻などにも出現することがあります。通常は3〜7日で発疹は消えて、水疱がかさぶたを作ることはありませんが、水疱が破れたり潰れたりして皮膚がただれることがあります。熱は出ないことが多く、出ても2〜3日で下がることが多いです。手足口病の治療手足口病の治療は、ウイルス感染のため、残念ながら手足口病には特別な治療方法はありません。症状に合わせて、脱水症状や皮膚症状の悪化を起こさないように対症療法を行います。5日程度で自然に改善していきます。手足口病の注意点・高熱が出る・発熱が2日以上続く・嘔吐する・頭を痛がる・視線が合わない・呼びかけに答えない・呼吸が速くて息苦しそう・水分が取れずにおしっこがでない・ぐったりとしている上記のような症状が見られた場合にはすぐに医療機関を受診しましょう。稀に髄膜炎、小脳失調症、脳炎などの中枢神経系の合併症も見られていますので、重症化しないように注意が必要です。

2023.11.21

インフルエンザで病院に行かないとどうなる?

インフルエンザで病院に行かないとどうなる?インフルエンザとは、インフルエンザウイルスの感染によって高熱や咳、倦怠感、筋肉の痛みなど風邪よりも強い症状が出る感染症です。多くの場合、自宅での休養と適切なケアでも回復することができますが、病院を受診しない場合、いくつかのリスクがあります。1.重症化のリスクそもそもインフルエンザは、通常の風邪に比べて症状がより強く、長期間続くことが特徴であり、適切な治療を行わないことでつらい症状の期間が長期化する可能性があります。また、高齢者や慢性疾患を持つ人、免疫系が弱っている人では肺炎などの2次的な感染症を併発して入院での治療が必要となったり、重篤な場合には命を落とすリスクもあります。病院を受診して早期診断、早期治療を行うことによってこれらのリスクを低下させる事が期待できます。2.合併症の発生リスクインフルエンザには先ほど述べた肺炎に加えて、気管支炎や副鼻腔炎などの合併症をおこす可能性があります。さらに、特に小児においては急速に悪化するインフルエンザ脳炎・脳症といわれる疾患を発症することがあり、重篤な後遺症や死亡にもつながるため、いつもと様子が違う、ぐったりしているなどのサインがあれば病院での即座の加療が必須です。3.不適切な内服薬を使用してしまうリスクインフルエンザだけではなく、風邪を含む他のウイルス感染症でも発熱が起こることはよくあります。ただしインフルエンザの場合、特に小児においては特定の解熱鎮痛薬(熱さまし)がインフルエンザ脳症の発症および死亡リスクを高めることが報告されています。そのため、病院を受診せずに自己判断で不適切な解熱鎮痛薬を使用することはインフルエンザ脳症のリスクを高めてしまう危険性があります。4.感染拡大のリスクインフルエンザは感染力が強く、容易に周囲の人に感染を広げてしまいます。だからこそ5類感染症に指定されており、学生では出席停止期間が定められています。(社会人には法律に基づく強制的な外出制限の基準はありません。)きちんと病院を受診して診断を受けていない場合、インフルエンザにかかっていると知らずに他の人に病気を広げてしまう可能性があります。その結果、高齢者や免疫力の低下している方に重篤なリスクをもたらしてしまいます。病院を受診するメリット1.適切な診断と治療病院を受診することで症状の評価と必要に応じた抗原検査などを行い、原因が何であるかを突き止めることができます。症状に合わせた処方を受けることができ、さらにインフルエンザの場合には抗インフルエンザ薬を用いることによって症状の期間を短くすることもできます。抗インフルエンザ薬は、なるべく発症初期、遅くても48時間以内に使用開始することが、効果を出すために必要となります。そういう観点でも早めに医療機関を受診することをオススメします。2.合併症の予防早期に診断および治療を開始することで、合併症のリスクを減らすことができます。特に、高リスク群の人々にとっては、恐ろしい合併症を未然に防ぐことにつながります。まとめインフルエンザは自宅での療養が可能な場合もありますが、病院を受診することで、重症化や合併症のリスクを減らし、適切な治療とアドバイスを受けることができます。特に、高齢者や妊娠中、免疫力が低下しているなどリスクが高い場合は、早めに医療機関を受診することが推奨されます。健康を守るためにも、インフルエンザを疑う症状が見られたら、迷わず医師の診察を受けましょう。病院に行くのが難しい場合、いしゃクルでの往診でインフルエンザの検査・診療も可能です。また、いしゃクルは、健康保険適用です。東京都にお住まいのお子さんの場合、医療証が適用となります。お困りの際は、お気軽にご相談下さい。

2023.11.28

帯状疱疹とは?

帯状疱疹とは?帯状疱疹とは、水ぼうそう(水痘)と同じウイルスで起こる皮膚の病気のことです。このウイルスに初めてかかる場合は水痘として発症し、再度かかる場合は帯状疱疹として発症します。水痘が治った後もウイルスは体内に潜んでおり、加齢や疲労などによって免疫力が低下するとウイルスが再び目覚め再発します。帯状疱疹の症状①初期症状:皮膚の痒みやピリピリ、ズキズキした痛み②水ぶくれを伴う発疹が(体の左右どちらかの神経に沿って)帯状に現れる(徐々に痛みが強くなる)③症状の多くは上半身にみられ顔や首に現れることもある(個人差があります)帯状疱疹の治療法原因である水痘・帯状疱疹ウイルスの増殖を抑える抗ウイルス薬と、痛みを抑える鎮痛薬で治療します。皮膚の症状や痛みを改善する効果のある塗り薬を使用する場合もあります。塗り薬には水疱の中のウイルスが外に出て、他の人にうつらないよう、皮膚を覆う効果もあります。帯状疱疹を治療しないとどうなる?帯状疱疹の治療が遅れたり、治療しなかった場合には、発熱や頭痛のような全身的な症状が現れることがあります。また、帯状疱疹ウイルスは神経の流れに沿って障害を及ぼすため、目や耳など感覚器の神経を傷つけた場合には視力の低下や難聴などを引き起こします。帯状疱疹を予防しよう!帯状疱疹の発症率は50歳代から急激に高くなります。帯状疱疹患者の約7割が50歳以上です。また、日本では80歳までに約3人に1人が帯状疱疹にかかると言われています。※発症リスクの上がる50歳以上の年齢の方は、ワクチン接種の対象です。帯状疱疹はひどくなる前に治療を始めることが重要です。できる限り早く医療機関を受診し、治療を始めることをおすすめします。いしゃクルでは、帯状疱疹に対応した飲み薬・軟膏も準備しています。お困りの際はご相談下さい。

2023.12.5

インフルエンザとアセトアミノフェンについて

小児におけるインフルエンザとアセトアミノフェンの関係についてインフルエンザは主に冬季に流行するウイルス感染症です。インフルエンザウイルスに感染すると高熱、咳、のどの痛み、関節痛、筋肉痛などを自覚し、一般的に風邪よりも症状が強く出ることが多いです。また、時に重症化して肺炎や脳炎などの合併症を引き起こし、命に関わることもあります。インフルエンザの治療には、タミフルRやリレンザR、ゾフルーザR、イナビルRなどの抗インフルエンザ薬が用いられますが、これらの薬はウイルスの増殖を抑えるものであり、直接熱を下げる効果はありませんし、高い効果を得るには発症から早いタイミング(48時間以内)に開始する必要があります。そこで、インフルエンザに伴う発熱や痛みに対しては解熱鎮痛剤が併用されることが多いですが、これらの薬の中には小児のインフルエンザと相性が悪いとされるものもあります。この記事では、小児のインフルエンザに使用できる解熱剤として比較的安全なアセトアミノフェンという薬について、その特徴や注意点を解説します。アセトアミノフェンとは?アセトアミノフェンは解熱鎮痛剤と呼ばれる薬の一種です。その名の通り、熱を下げる「解熱剤」としての効果を持つと同時に、痛みをとる「鎮痛剤」としての働きも持っています。熱を下げる仕組みとしては、脳にある体温を調整する部位に働きかけて体の血管を拡張させることで熱を外に逃がし、体温を下げるとされています。また、痛みを引き起こす物質が体内で生成されるのを阻害することで、痛み止めとしても働きます。平熱の方が飲んでも過剰に熱が下がることはないので、痛み止めだけとして使うこともできますし、逆に解熱剤だけとして使うこともできる薬です。そのため、熱や頭痛、歯痛、生理痛、関節痛など、様々な場面で昔から使われています。アセトアミノフェンとは一般名(薬の成分そのものの名前)であり、製品名としてはカロナールRやアンヒバR、アルピニーRなどがあります。特長として、他の種類の痛み止めにたびたび認められる胃腸・腎臓障害や胎児への影響といった副作用のリスクが比較的少ないため、高齢者や乳幼児、妊婦などの解熱や鎮痛に多く用いられています。ただし、どの薬にも言えることですが用法用量は必ず守りましょう。アセトアミノフェンは肝臓で処理されるため、過剰に服用すると肝臓に障害を起こすことがあります。また、同様に肝臓で処理されるアルコールとは相性が良くないため、飲酒前後の服用は避けるべきです。小児のインフルエンザではアセトアミノフェンがおすすめ前述したように、インフルエンザ感染症では発熱や色々な痛みを伴うため、アセトアミノフェンやその他の解熱鎮痛薬を処方される機会も多いと思います。しかし、小児のインフルエンザに伴う発熱に対しては、解熱鎮痛剤としてアセトアミノフェンが推奨されています。その理由は、インフルエンザ脳症という重篤な合併症の発症・死亡リスクが高くなるとされているからです。まとめインフルエンザはウイルス感染症であり、高熱や咳などの症状が出ます。インフルエンザの治療には、抗インフルエンザ薬が用いられますが、これらの薬は熱を下げる効果はありません。そこで、インフルエンザに伴う発熱や痛みに対しては、解熱鎮痛剤が使用されます。しかし、解熱鎮痛剤の中には小児のインフルエンザの際には避けるべきものがあり、その一方で安全に使用できる薬剤としてアセトアミノフェンがあります。アセトアミノフェンは副作用のリスクが少なく、高齢者や乳幼児、妊婦などにも安全に使用できます。お子さんがインフルエンザに罹患した場合や、インフルエンザに罹患している可能性がある場合は、解熱鎮痛剤としてアセトアミノフェンがおすすめです。一方、成人の場合にはインフルエンザ脳症やライ症候群のリスクが低いため、アセトアミノフェン以外の解熱鎮痛剤も使用されます。また、そもそもはインフルエンザにかからないことが大切です。インフルエンザの予防には、インフルエンザワクチンの接種や、手洗いやうがいなどの基本的な感染対策が重要です。インフルエンザが疑われる症状が出た場合は自己判断を行わずに早めに医療機関を受診し、医師の指示に従って適切な治療を受けてください。

2023.12.6

インフルエンザ脳症って!?

インフルエンザ脳症って!?インフルエンザ脳症とは、インフルエンザウイルスに感染した後に、高熱や意識障害、けいれんなどの神経症状が急速に進行する病気です。特に15歳未満の小児に多く見られ、一旦かかってしまうと30%の方が死亡、後遺症も25%に残るとされる非常に怖い疾患です。インフルエンザ脳症の原因インフルエンザ脳症の原因や増悪因子はまだ完全には解明されていませんが、インフルエンザに伴う発熱に使用したメフェナム酸やジクロフェナクナトリウムといった解熱剤が関係している可能性が指摘されています。また、インフルエンザや水ぼうそうの際の解熱剤としてアスピリンを小児が使用した際に、急性脳症や肝臓への脂肪蓄積をきたし、命に係わるライ症候群という病気を起こす可能性も指摘されています。どうしたらいいの?小児のインフルエンザもしくはその疑いの場合にはメフェナム酸(ポンタールRなど)、ジクロフェナクナトリウム(ボルタレンRなど)、アスピリン(バファリンARなど)は内服を避けるようにしましょう。最近よく使われるロキソプロフェンナトリウム(ロキソニンRなど)でもライ症候群の報告があり、そもそも同薬剤は15歳未満の小児への投与が想定されておらず、安全性が確立していないため小児には使用すべきではありません。その一方、アセトアミノフェンは小児にも使えてインフルエンザ脳症のリスクを増加させることが無く、安全に使用することができます。

2023.12.15

インフルエンザにかかったら何日休むの?

インフルエンザにかかったら何日休むの?今回は、インフルエンザにかかったら何日休むの?(療養期間・出席停止期間)について、お話しいたします。小児・学生の場合小児(乳幼児)・学生の場合は、学校保健安全法施行規則というもので出席停止期間が定められています。日数と解熱の2つの要件を両方満たす必要があるので、注意しましょう。下記に詳しい表を添付しますので、ご参照下さい。乳幼児の場合(小学生未満)小学生未満の乳幼児の場合、出席停止期間は、発症した日を0日目として5日間を経過し、かつ、解熱した日を0日目として3日間であり、この期間が経過するまでは、保育施設に登園はできません。学生の場合(小学生以上)小学生以上の学生の場合、出席停止期間は、発症した日を0日目として5日間を経過し、かつ、解熱した日を0日目として2日間です。この期間が経過するまでは学校に登校はできません。社会人の場合社会人の場合は、小児や学生とは異なり、法令に基づく外出・出社制限はありません。会社によって規定がある場合もありますので、確認するようにしましょう。また、一般的にインフルエンザは発症の前日から発症後1週間程度はウイルスを排出すると言われています。ご自身の健康だけでなく、他の方への感染流行を防止するためにも会社とよく相談し、きちんと休養をとるようにしましょう。病院に行くのが辛い場合病院に行くのが辛い場合や、小さいお子さんがいて難しい場合、いしゃクルでの往診でインフルエンザの検査・診療も可能です。お気軽にご相談下さい。

2023.12.21

一人暮らしでインフルエンザ、病院に行けない場合の対処法

一人暮らしでインフルエンザ、病院に行けない今回は、一人暮らしでインフルエンザにかかり、病院に行けない場合の対処法をご紹介します。家で十分な休息をとるインフルエンザは体力を消耗する病気なので、十分な休息が必要です。寝ることで体力を回復し、免疫力を高めることができます。水分を補給する発熱や嘔吐、下痢などで水分が失われるため、こまめに水分を補給することが大切です。水やスポーツドリンク、経口補水液、お茶などを飲みましょう。食事に気をつける食欲がなくなることがあるため、消化の良いものを摂るようにしましょう。スープや野菜、果物などを食べると良いです。熱を下げる発熱がある場合は、薬を飲んで熱を下げましょう。また、冷えピタや氷枕、タオルで体を冷やすことも効果的です。その際には首の付け根や足の付け根、わきの下などを冷やすようにしましょう。オンライン診療を受けるオンライン診療を受けることで、自宅から医師とコミュニケーションをとりながら診察を受けることができます。往診サービスを受ける高熱等で辛くて病院まで行けないような場合には、いしゃクルでの往診も可能です。インフルエンザの検査・診療もできますので、お気軽にご相談下さい。いしゃクルは、健康保険適用です。お困りの際はご相談下さい。

2024.1.18

新型コロナウイルスかどうかを調べるには、どうしたらいい?

新型コロナウイルスかどうかを調べるには、どうしたらいい?今回は、新型コロナウイルスかどうかを調べる検査方法についてお話します。1.PCR検査PCR検査は、鼻や喉の粘膜から採取したサンプルを検査することで、ウイルスの遺伝子を検出する方法です。医療機関で受けることができます。2.抗原検査抗原検査は、鼻や喉の粘膜から採取したサンプルを検査することで、ウイルスのタンパク質を検出する方法です。PCR検査よりも迅速に結果が出ますが、感度が低いため、陰性でも症状がある場合はPCR検査を受けることが推奨されます。3.抗体検査抗体検査は、血液中の抗体を検査することで、過去に感染したかどうかを調べる方法です。現在感染しているかどうかはわかりません。ただし、抗体が検出されるまでに時間がかかるため、感染後2週間以上経過してから受けることが推奨されます。これらの検査は医療機関で受けることができます。症状がある場合は、早めに医療機関を受診し、医師の指示に従って検査を受けることが大切です。もし病院まで行くのが辛いような場合には、いしゃクルでの往診でも、PCR検査と抗原検査が可能です。お気軽にご相談下さい。

2024.1.23

インフルエンザかコロナかわからない時、どうしたらいい?

インフルエンザかコロナかわからない時、どうしたらいい?インフルエンザ・新型コロナウイルスの症状は、非常に多岐にわたりますので、症状だけで見分けることは困難です。ですので、インフルエンザや新型コロナウイルスの感染が疑われる場合には、必要に応じて検査を受けることをおすすめします。インフルエンザの症状インフルエンザの症状は、38℃を超えるような高熱、頭痛、筋肉痛や全身の関節痛が比較的急速に現れ、その後に咳や痰、鼻水を伴って改善までには1週間程度を要します。インフルエンザの症状は風邪と似ていますが、より重度で長期間続くことが特徴です。また、高齢の方や持病をお持ちの方では肺炎などの2次的な細菌感染症を起こして入院加療が必要になったり、亡くなったりするリスクもあります。このため、適切な治療を早期に受けることが大切です。さらに、小児においてはインフルエンザ脳炎・脳症といわれる急激に悪化する脳症を発症することもあり、油断は禁物です。新型コロナウイルスの症状新型コロナウイルスの症状は、一般的には下記になります。・発熱の他に咳や痰といった上気道症状・のどの痛みや全身のだるさ・嗅覚障害や味覚障害その他にも、頭痛や嘔気/嘔吐、下痢、炎症で目が充血したり目ヤニが出たりする結膜炎を起こすこともあります。症状が辛くて病院に行けないとき症状が辛くて病院に行けない等の場合、いしゃクルでは、インフルエンザや新型コロナウイルスの検査・診療も可能です。 体調が優れない際やご心配な症状等ありましたら、ご相談下さい。

2024.1.30

新型コロナウイルスで病院に行かないとどうなる?

新型コロナウイルスで病院に行かないとどうなる?新型コロナウイルスの症状が出た場合に病院に行かないという選択肢を取る方もいます。しかし、適切な医療を受けないことにはいくつかのリスクが伴います。本記事では、新型コロナウイルスの症状が出た場合に病院に行かないことで生じる可能性のあるリスクと、その影響について詳しく説明します。症状を悪化させてしまうリスク新型コロナウイルスは、軽症から重症まで幅広い症状を引き起こします。初期症状としては、発熱、咳、喉の痛み、倦怠感などが一般的です。軽症の場合は自宅での療養が可能なこともありますが、病状が急速に悪化することがあります。特に以下のような重症化のリスクが高い人々は注意が必要ですので、早めに医療機関を受診することが重要です。- 高齢者- 基礎疾患(糖尿病、心疾患、呼吸器疾患など)を持つ人- 免疫力が低下している人他者への感染拡大新型コロナウイルスは非常に感染力が強く、感染者が無症状でも他人にウイルスを広げてしまう可能性があります。病院に行かずに自宅で療養する場合でも、家庭内での感染リスクがあります。家族や同居人に感染を広げてしまうと、さらに多くの人々が影響を受けることになります。自己判断のリスク新型コロナウイルスの症状は、インフルエンザや風邪と似ているため、自己判断で「ただの風邪」と思い込んでしまうことがあります。しかし、自己判断は危険であり、正確な診断と適切な治療を受けるためには医師の診断が不可欠です。まとめ新型コロナウイルスの感染が疑われる場合、病院に行かない選択をすることで多くのリスクを伴う可能性があります。症状を悪化させてしまうリスク、他者への感染拡大、自己判断のリスクなど、多岐にわたる問題が発生する可能性があります。自身の健康を守るため、そして周囲の人々を守るためにも、症状が出た場合は適切なタイミングで医療機関に相談し、必要なケアを受けることが重要です。病院に行けないときもし、症状が重くて病院まで行くのが辛いような場合には、いしゃクルでの往診も可能です。いしゃクルでは、新型コロナウイルスの検査・診療が可能です。お気軽にご相談下さい。

2024.2.6

インフルエンザの検査のタイミングはいつがいい?

インフルエンザの検査のタイミングはいつがいい?インフルエンザの検査をするベストなタイミングは、症状が出始めてから12時間後から48時間以内が望ましいとされています。これは、インフルエンザウイルスの量が検査に必要なレベルに達するのに12時間以上かかるためです。症状が出始めてからすぐに検査をしても、ウイルスが検出されない場合があります。一方で、検査をするのが遅すぎると、治療薬の効果が十分に期待できなくなります。インフルエンザの治療薬は、発症から48時間以内に投与すると、症状の期間や重症化のリスクを低減することができます。48時間を超えると、治療薬の効果は薄れてしまいます。したがって、インフルエンザの検査をするには、症状が出始めてから12時間後から48時間以内がベストなタイミングといえます。ただし、症状が出始めてから12時間経過していなくても、症状が重い場合や、高齢者や基礎疾患のある方など、合併症のリスクが高い方は、早めに病院を受診することが推奨されています。病院に行くのが難しい場合、いしゃクルでの往診でインフルエンザの検査・診療も可能です。お気軽にご相談下さい。

2024.2.13

インフルエンザB型の症状について

インフルエンザB型の症状について今回は、インフルエンザB型の症状についてご紹介します。インフルエンザB型ってどんな症状?もし、インフルエンザB型にかかってしまうと、次のような症状が現れます。1.発熱ウイルスに感染してから1-2日の潜伏期間を経て突然の発熱を生じ、しばしば39℃以上の高熱となります。2.咳乾性咳嗽といわれる、乾いた痰が少ない咳が特徴とされています。咳に関しては熱が下がった後も2週間ほど持続することがあります。3.その他の全身症状高熱に伴って寒気、頭痛、筋肉痛、全身の倦怠感が生じたり、食欲の低下や鼻水、のどの痛みなど様々な症状が出ます。症状自体は風邪と似ていますが、インフルエンザの方が症状が強い傾向にあります。その他、時にまぶしさ、結膜炎、流涙などの眼の症状が出ることもあり、これらの症状は通常、3〜7日程度続きます。これを見てもわかるように、インフルエンザB型に特徴的な症状というものはありません。インフルエンザA型とも非常に似ており、症状からA型とB型を区別することは困難です。また、症状に対する対処方法や、出席停止期間もA型とB型で違いはありません。ただ、一般的にはインフルエンザA型の方が強い症状が出やすく、発生頻度や流行の程度も大きいとされています。インフルエンザの非常に怖い合併症であるインフルエンザ脳症についても、特にA香港型の際に多発するとされますが、B型でも発症することがあります。治療薬について一般的な解熱鎮痛薬や咳止め、たん切り薬等の他に、インフルエンザウイルスの増殖を抑えるための薬が用いられます。これらの薬は抗インフルエンザ薬といわれ、症状を軽くしたり、症状の期間を1〜2日短縮することが期待できます。インフルエンザB型でも、A型と同様にタミフルR(オセルタミビル)やリレンザR、ゾフルーザR、イナビルRなどの抗インフルエンザ薬が有効です。ただし、これらの薬はウイルスの増殖を抑えるものであり、直接熱を下げる効果はありませんし、高い効果を得るには発症から早いタイミング(48時間以内)に開始する必要があります。また、(現在はあまり使われませんが)アマンタジンという薬だけはインフルエンザA型のみに有効で、インフルエンザB型には無効です。

2024.2.22

インフルエンザの検査方法とは?

インフルエンザの検査方法とは?インフルエンザは、毎年冬に流行するウイルス感染症です。高熱や咳、のどの痛みなどの症状が出るとともに、重症化したり合併症を引き起こしたりするリスクもあります。インフルエンザにかかった場合、早期に発見して適切な治療を受けることが大切です。では、インフルエンザの検査方法とはどのようなものなのでしょうか。この記事では、インフルエンザの検査方法についてご紹介します。インフルエンザの検査方法には、迅速抗原検出キットを使用することが多いです。迅速抗原検出キットとは、インフルエンザウイルスが持つ特定のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。鼻の奥やのどの奥に綿棒を入れて粘膜を採取し、検査キットに滴下します。検査キットには、インフルエンザウイルスの抗原に反応する抗体が含まれており、抗原と抗体が結合すると色が変わる仕組みになっています。色が変わると陽性、変わらないと陰性と判断できます。抗原検査のメリットは?この抗原検査方法のメリットは、以下の通りです。・検査時間が短い(約10~15分)・検査費用が安い・A型・B型の区別ができる・ほとんどの医療機関で実施できるまた、インフルエンザの検査を受けるタイミングは、発症してから12時間後から48時間以内が望ましいとされています。病院に行くのが難しい場合、いしゃクルでの往診でインフルエンザの検査・診療も可能です。お気軽にご相談下さい。

2024.3.14

新型コロナウイルスの抗ウイルス薬について

新型コロナウイルスの抗ウイルス薬について現在、新型コロナウイルスに対する治療薬としては「抗ウイルス薬」「中和抗体薬」「抗炎症薬」の3つがありますが、この中で入院せずに自宅で様子を見られる軽症の方も投与の対象となる内服薬は「抗ウイルス薬」です。内服の抗ウイルス薬には細胞内に侵入した新型コロナウイルスが増殖・拡散するのを阻害する作用があり、2023年9月時点では「ラゲブリオ」「パキロビッドパック」「ゾコーバ」の3種類があります。ひとつずつ見ていきましょう。※重症度は酸素飽和度および臨床状態から医療従事者によって軽症・中等症Ⅰ・中等症Ⅱ・重症に分類されます。※重症化リスク因子としては高齢や様々な基礎疾患、喫煙や肥満などの生活習慣が報告されています。

1.ラゲブリオ(モルヌピラビル)ラゲブリオはその活性体によりウイルスRNAの複製エラーを引き起こし、ウイルスの増殖を阻害する薬です。

飲み方: 1日2回、1回4カプセルを5日間内服します。対象者: 18歳以上で軽症から中等症Ⅰの方のうち、重症化リスク因子があるなど医師が必要と判断した方です。注意点: 重症度の高い方や、発症から6日目以降に投与した方に対する有効性は確立していないため、発症から5日以内に服用を開始することが推奨されています。※妊婦又は妊娠している可能性のある女性は服用することができません。2.パキロビットパック(ニルマトレルビル・リトナビル)パキロビットは有効成分がポリメラーゼというタンパク質の合成過程で必要な酵素を阻害し、ウイルスの増殖を抑制する薬です。

飲み方: 1日2回、1回3錠を5日間内服します。対象者: 成人または12歳以上かつ体重40㎏以上の小児で、軽症から中等症Ⅰの方のうち重症化リスク因子があるなど、医師が必要と判断した方。注意点: ラゲブリオと同様に重症度の高い方、発症から6日目以降に投与した方に対する有効性は確立していないため、発症から5日以内に服用を開始することが推奨されています。※一緒に飲むことができない医薬品が多くあるため、現在飲んでいる薬やお薬手帳を必ず医師に見せましょう。
また、腎機能が重度に障害されている方への投与は推奨されていません。

3.ゾコーバ(エンシトレルビルフマル酸)作用機序としてはパキロビットパックと同様、ウイルスの増殖過程で働く酵素を阻害し、ウイルス増殖を防ぐ薬です。

飲み方: 1日1回、初日は3錠、2-5日目は1錠を内服します。対象者: 上記2つの薬とは異なり、12歳以上で重症化リスク因子の「無い」軽症から中等症Ⅰの方のうち高熱・強い咳症状や強い喉の痛みなどの症状があり、医師が必要と判断した方。注意点: 重症度の高い方への有効性は確立していないほか、重症化リスク因子のある軽症の方に対する重症化抑制効果は裏付けられていないため注意が必要です。症状が現れてから3日目までに投与が開始された場合に有効とされるため、発症から72時間以内の服用開始が推奨されています。
このお薬も一緒に飲むことができない医薬品が多くあるため、必ず現在飲んでいる薬やお薬手帳を医師に見せてください。妊婦又は妊娠している可能性のある女性は服用することができません。※上記2つの薬とは異なり、2023年9月現在では処方の際に患者さんから内服の同意書を頂くことが必要となっています。

新型コロナウイルスに対する抗ウイルス薬のまとめ現在、内服で使用できる抗ウイルス薬は3種類ありますが、それぞれ対象となる年齢や重症化リスク因子が異なります。内服によって症状の緩和や重症化の抑制が期待されますが、妊娠中の方や、常用している薬によっては飲めないこともあります。一方、新型コロナウイルス感染症があまりにも急速に拡大したため、これらの薬は特例承認もしくは緊急承認という形で承認されているため効果や副作用について十分な検討がされていないという意見もあり、内服開始に関しては主治医とよく相談しましょう。いしゃクルでは、新型コロナウイルスの診療・検査も可能です。
お気軽にご相談下さい。

2024.4.2

小さい子供がいて、子連れで病院に行けない場合の対処法

小さい子供がいて、子連れで病院に行けない。どうしたらいい?子育て・育児中のパパ・ママにとって、自分自身の体調不良の際に小さな子供を連れての病院受診は、予期せぬ事態や追加の準備が必要となるため、ストレスの原因となることがあります。高熱やインフルエンザなど、子連れでは病院まで行けないほどの体調不良の時や、子供を預ける先がない場合、ワンオペ状態の時など、ご自身の辛い体調は我慢してしまうママやパパも多いのではないでしょうか?そこで今回は、子連れで病院に行けない場合の対処法をご紹介します。1.託児サービスの利用託児サービスを利用することで、パパやママは安心して医師の診察を受ける事ができます。2.オンライン診療の利用オンライン診療は、病院に行くことなく医師の診察を受けられるため、家庭内でのケアが可能になります。3.往診サービスの利用高熱等で辛くて、お子さんを連れて病院まで行けないような場合には、いしゃクルでの往診も可能です。いしゃクルは、自宅から医師を呼ぶことができる、夜間・休日の往診サービスです。ご自宅で検査や診察を行い、その場でお薬をお渡しいたしますので、小さなお子さんがいても安心してご利用いただく事ができます。また、いしゃクルは、健康保険適用です。お困りの際はご相談下さい。

2024.4.11

新型コロナウイルスの初期症状について教えて

コロナウイルスの初期症状について教えて新型コロナウイルスの症状は、風邪症状がそうであるように非常に多岐にわたります。また、新型コロナウイルスは株の変異を繰り返していますが、それぞれの株によっても少しずつ症状が異なることも知られています。一般的には発熱の他に咳や痰といった上気道症状、のどの痛みや全身のだるさが出ることが多いとされています。また、頭痛や嘔気/嘔吐、下痢、炎症で目が充血したり目ヤニがでたりする結膜炎を起こすこともあります。症状の強さも人それぞれですが、一般的にはお子さんは軽症ですむことが多いと言われています。大人の方では、不顕性と呼ばれる全く症状が出ない方や、症状がでても幸い軽症で済む方が多いですが、その一方で、残念ながら非常に重症化してひどい肺炎を起こしたりする場合もあります。症状が辛くて病院に行けないとき症状が辛くて病院に行けない等の場合、いしゃクルでは、新型コロナウイルスの検査・診療も可能です。 体調が優れない際やご心配な症状等ありましたら、ご相談下さい。いしゃクルは、自宅から医師を呼ぶことができる、夜間・休日の往診サービスです。ご自宅で検査や診察を行い、その場でお薬をお渡しいたしますので、体調が悪い場合でも安心してご利用いただく事ができます。また、いしゃクルは、健康保険適用で交通費は一律1,000円のみです。お困りの際はご相談下さい。

2024.4.16

春の食中毒にご注意下さい

春の食中毒にご注意下さい春は新しい生活が始まる季節ですが、この時期は食中毒に特に注意が必要です。気温が上昇し始めると、食品が腐敗しやすくなり、細菌が繁殖しやすい環境になります。特に、お花見などの屋外での食事では、食品の取り扱いには十分に気をつけましょう。食中毒予防のための対策①食材の選択食中毒のリスクを減らすために、傷みにくい食材を選びましょう。②加熱菌は一定の温度で死滅するため、食材をしっかりと 加熱することが重要です。③衛生管理手袋やラップを使用して 食品に直接触れないようにしましょう。まとめ食中毒は、適切な予防策で防ぐことが可能です。 ご紹介したポイントを心がけ、お花見など、春の行楽をお楽しみください。症状が辛くて病院に行けないとき症状が辛くて病院に行けない等の場合、いしゃクルでは、食中毒の診療も可能です。 いしゃクルは、自宅から医師を呼ぶことができる、夜間・休日の往診サービスです。ご自宅で検査や診察を行い、その場でお薬をお渡しいたしますので、体調が悪い場合でも安心してご利用いただく事ができます。また、いしゃクルは、健康保険適用です。お困りの際はご相談下さい。

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