いしゃクルのご紹介

港区のいしゃクルからのご挨拶
「いしゃクル」というサービスはご存知でしょうか？
「いしゃクル」は港区の夜間休日医師かけつけ診療サービスです。

患者様からの病院が休みの日に病気になった時どうすればいいかわからない、夜間に怪我をした時どこに連絡をしたら良いのかわからないというお声から生まれたサービスです。

いしゃクルは病院がお休みの日や夜間に医師がご自宅へお伺いして診察を行い、お薬もご用意させていただきます。
まずはお電話やWebにてご相談をいただければと思います。

いしゃクルでは医療のスペシャリストである看護師がお電話をお受けして、必要に応じて医師が最短３０分でご自宅へ伺ったり、オンライン診療のご案内をいたします。
医療は「行く」から「クル」へ。
頭痛診療の際は港区の夜間診療・訪問診療は私たちいしゃクルへお任せください。

頭痛の主な原因

頭痛は、おそらく子供から大人まで誰もが経験したことのある、非常に不快な症状であり、症状の強さによっては日常生活に支障をきたすこともあります。
実は頭痛には色々な種類があり、原因も様々です。

まず、頭痛は脳や体に病気がないのに起こる「一次性頭痛」と、何らかの病気の結果として発生する「二次性頭痛」に分けられます。
特に二次性頭痛の原因となる病気の中には時に命にかかわるものがあり、しっかりと診断することが求められます。ところが、これらは常にきれいに二つに分けられるわけではなく、両者が混在していることもあるため注意が必要です。
ここではこれらの頭痛について説明していきます。
一次性頭痛には片頭痛や緊張性頭痛、群発頭痛（三叉神経・自律神経性頭痛グループ）などが含まれます。

緊張型頭痛

①症状
頭の両側に圧迫感や、締め付けられるような痛みが起こります。頭をはちまきやタオルで締め付けられているようだ、と表現する方もいらっしゃいます。
痛みの程度としては軽度～中等度のことが多いですが、長い時間頭痛が持続したり、ひどい肩こりを伴うこともあり、日常生活に支障をきたします。


②原因
日本における一次性頭痛のなかで、緊張型頭痛はもっとも多くみられる頭痛です。
ストレスや緊張によっても引き起こされたり、症状が悪くなったりします。
睡眠不足や過労によって身体の緊張が高まった結果として発症することがあり、こういったストレスを減らすことが予防につながります。

また、近年では仕事でパソコンを長時間使ったり、スマートフォンを一日中見ているなど、同じ姿勢を長時間とることで首や肩の筋肉が緊張し、緊張性頭痛を引き起こす原因となっています。
緊張型頭痛では心理的なストレスやうつ病などを合併している頻度が高いとされ、精神科の先生への受診をおすすめすることもあります。


ご紹介した緊張型頭痛以外にも下記が一次性頭痛に当たります。
・片頭痛
・群発頭痛

二次性頭痛とは

二次性頭痛とは、他の病気が原因となって発生する頭痛のことを指します。
原因となる病気が治療されることで頭痛自体も改善することが期待される一方、その原因の中には大きな後遺症を残したり、命にかかわるような大きな病気が含まれるため油断はできません。
特に突然生じる強い頭痛は危険なサインの可能性があります。
二次性頭痛のおもな原因としては、以下のようなものがあります。


１，頭や首への外傷
怪我や事故などで頭や首にダメージを受けた場合、それによって頭痛が引き起こされることがあります。

２，頭や首周囲の血管の病気
頭の中の血管のこぶ（脳動脈瘤）の破裂が主な原因であるくも膜下出血や、頭の中の血管が裂けてしまう解離性動脈瘤、脳血管の奇形によっても頭痛が生じます。

３，血管以外の頭の病気
　脳や脊髄を守るための水（脳脊髄液）が減る低髄液圧症候群や、逆に脳内の圧力が高まる頭蓋内圧亢進症、脳腫瘍などによって頭痛が生じます。

４，薬物などによる頭痛
　お酒を飲むことによるアルコール誘発頭痛や、痛み止めの乱用によって逆に頭痛を生じることがあります。

５，感染症
細菌やウイルスが脳や脊髄に感染することによって頭痛が生じます。近年では新型コロナウイルスの後遺症としての頭痛も知られるようになりました。

６，その他
他にも気圧など環境の変化や骨・歯の異常、目や鼻もしくは精神的な病気によっても頭痛が引き起こされることが分かっています。

未然に防げる頭痛の方法

頭痛を予防する方法は、頭痛の種類や原因によって異なりますが、以下にすぐに実践できる一般的な頭痛予防方法をいくつか紹介します。

１，食生活を見直す
規則正しい食生活を心がけることも頭痛予防につながりますし、脱水症状は頭痛の原因となることがあります。十分な水分補給を心がけることが大切です。

２，頭痛日記をつける
頭痛の原因を特定するために、頭痛が起こるたびに頭痛日記をつけることが有効です。
頭痛の頻度や強さ、起こる状況や環境などを記録することで、自分自身の頭痛パターンを把握し、対策を立てることができます。

３，適切な薬の治療を行う
片頭痛など頭痛の種類によっては、きちんと薬を使うことによって頭痛発作を予防できるものもあります。
ただし、不適切な使い方は薬が効かなかったり、かえって頭痛を悪くしたりすることもありますので医師や薬剤師に相談しましょう。

頭痛になった時の対処方法

頭痛が起こった時の対処方法としては、主に以下のようなものがあります。

１，しっかりと休息をとる
ストレスや過労によっても頭痛が起こることがあり、休息をとることが大切です。
静かな照明を暗くした場所で寝転がり、目を閉じることでリラックスすることができます。
また、頭を冷やすことで症状が緩和されることもあり、アイスパックや冷たいタオルを頭部にあてて冷やすと効果的です。

２，眼精疲労を軽減する
パソコンやスマートフォンの長時間使用は頭痛の原因になります。
眼精疲労が原因で頭痛が起こっている場合、20分に1回は定期的に休憩を取るなどの対策が効果的です。

３，頭痛薬を服用する
慢性的な頭痛ですでに頭痛薬を持っている場合、薬を服用することで頭痛を緩和することができます。ただし、過剰な使用は健康に悪影響を及ぼす可能性があるため、用法・用量を守りましょう。また、薬によっては副作用があるため、医師の指示に従って使用することが重要です。

上記は一般的な頭痛の対処方法の一部です。
しかし、頭痛が頻繁に生じる場合や痛みが強い場合は、危険な二次性頭痛の可能性もあり、しっかりと医師の診察を受けることをお勧めします。また、自己判断で治療を行わず、必ず医師の指示に従うようにしましょう。