[月~土]18:00~翌朝6:00

[日祝]24時間

往診可能時間
[月~土]18:00~翌6:00
[日祝]6:00~翌6:00(24時間対応)

医療コラム

2023.8.1

RSウイルス感染症とは?

はじめに子供が感染しやすいRSウイルス感染症について知っておくことは重要です。このウイルスは、新生児や幼児などの子供に感染する可能性が高いです。この記事では、RSウイルス感染症の原因と症状、一般的な治療方法、検査方法、予防策について詳しく説明します。RSウイルスとは?RSウイルスとは、 Respiratory Syncytial Virusの略称です。RSウイルスは風邪やインフルエンザウイルスと同じような症状を引き起こしますが、乳幼児期には重症化することもあります。また、感染力が非常に強いため、感染が広がることも少なくありません。RSウイルス感染症の原因と症状RSウイルス感染症は非常に感染力が強く、特に乳幼児や高齢者にとっては重篤な症状を引き起こすことがあるため、注意が必要な病気です。感染の主な原因は、空気中に漂う「飛沫」や、「飛沫」が付着した物品に触れることで、口や鼻から体内に侵入することです。 子供に見られる症状は、咳や鼻水、発熱や呼吸器症状、食欲不振や吐き気、下痢などが挙げられます。これらの症状は、成人に見られる症状とそう変わらないものです。ただし、乳幼児の場合は、発症後に突然呼吸が苦しくなる症状を引き起こすことがあります。主な原因は、乳幼児の気管支が成人と比べて細く、感染により簡単に腫れて狭くなってしまうためです。このようなRSウイルス感染症の症状は、風邪やインフルエンザと似ていますが、違いがあります。RSウイルス感染症は、発症後の気道閉塞症状が発生しやすいことが最大の特徴であり、注意が必要です。また、「成人には影響しない」という誤解もありますが、成人でも罹患する可能性があるため、注意が必要です。RSウイルス感染症の治療方法RSウイルス感染症に罹患してしまった場合、一般的な治療方法は、軽症の場合は症状を抑えるための対処療法が中心となりますが、重症化する可能性がある場合には入院治療が必要になります。入院治療では、酸素吸入や点滴、人工呼吸器などの処置が行われます。RSウイルス感染症の検査方法RSウイルス感染症の診断には、迅速診断キットを使うことが多いです。いしゃクルの場合は、その場で結果が分かる迅速検査を行います。鼻に綿棒を入れて採取した検体で検査を行い、結果はおおよそ15分で分かります。RSウイルス感染症検査の判断基準RSウイルス検査の判断基準は、以下のような症状がある場合に行われます。 ・発熱・鼻汁や咳・呼吸が苦しい・食欲がない RSウイルス感染症の予防策についてRSウイルス感染症の予防策は、手洗いやマスクの着用、人混みを避けることです。子供が感染する可能性が高い時期には、家族全員が手洗いを徹底することが重要です。また、「予防策がない」と考えられている方がいますが、基本的な感染対策を実践することで、感染リスクを減らすことができます。治療法や予防策は、一般的に感染症に対して行われることと同じです。感染予防に最大限の注意を払い、感染した場合は早めに治療を受けるようにしましょう。RSウイルス感染症と免疫力私たちが免疫力を高めることができるということは、RSウイルス感染症の感染リスクを減らし、また治療効果も高めることができます。 私たちの免疫力が低下している場合、RSウイルスや他の病原体に対する耐性が低くなる可能性があります。 このため、免疫力を高めることは、RSウイルス感染症に対する防御策となります。 では、免疫力を高める方法を見てみましょう。免疫力を高めるためには、バランスのとれた食事、十分な睡眠、ストレスの軽減、運動などが重要です。 これらの方法を実践することで、私たちは自分自身の良好な健康状態を整えることができ、RSウイルス感染症のリスクを減らすことができます。 しかしながら、免疫力を高めることは、一朝一夕でできることではありません。健康的なライフスタイルを維持するように努めましょう。まとめRSウイルス感染症は、乳幼児にとっては重篤な症状を引き起こす場合があるため、感染している時期や症状について知識を持つことは、予防や治療に役立ちます。注意してお子さんの健康に気を配りましょう。

2023.8.2

子どもが病院を受診すべき病気とは?

はじめに子ども(乳児幼児小児)が病院を受診すべき病気には、以下のようなものがあります。

高熱高熱が続く場合は、風邪やインフルエンザなどの病気だけでなく、細菌感染症や感染症の合併症なども考えられます。また、熱が高くなりすぎると痙攣を起こすこともあるため、早めに受診が必要です。
 呼吸器系の病気咳や鼻水、喉の痛みなどの症状が長く続く場合は、風邪や花粉症などのアレルギー疾患だけでなく、気管支炎、肺炎、喘息などの呼吸器系の病気も考えられます。特に乳幼児は呼吸器系の病気にかかりやすいため、早めに受診が必要です。
 消化器系の病気吐き気や嘔吐、下痢などの症状が続く場合は、胃腸炎や食中毒などの消化器系の病気が考えられます。また、便秘や下痢が続く場合も、病気のサインかもしれません。
 アレルギー疾患アトピー性皮膚炎やアレルギー性鼻炎、食物アレルギーなど、アレルギー疾患は子どもにも多く見られます。症状が重くなる前に早めに受診し、適切な治療を受けることが重要です。アレルギー反応が強く出た場合、呼吸困難や血圧低下など、重度な症状が出ることがあります。アレルギーを発症した場合は、速やかに病院を受診し、適切な処置を受ける必要があります。けがや事故運動中のスポーツ障害や、転倒、交通事故などによるけがは、早めに専門の医療機関で受診することが大切です。特に、子どもが頭部を強く打った場合や、怪我をした場合は、脳震盪や外傷性脳損傷など、重篤な後遺症を引き起こす可能性があります。頭痛、吐き気、めまい、意識の喪失などの症状がある場合は、迅速な病院受診が必要です。けいれんけいれんは、意識障害や発作を伴う場合があり、原因は様々です。子どもがけいれんを起こした場合は、すぐに病院で検査を受ける必要があります。
小児がん小児がんは比較的稀な病気ですが、早期発見が治療の成否を分けるため、子どもの体調や症状が急に悪化した場合は、迷わず受診をして下さい。

子供の病気やけがは、親が冷静に対処し、必要な場合には専門医療機関での受診を検討することが大切です。
また、日常生活での予防策や健康管理にも注意を払い、子供の健やかな成長をサポートしていきましょう。

2023.8.9

江東区のアデノウイルス診療はいしゃクルに!夜間・休日診療も行っています!

はじめにアデノウイルス感染症は、不快な症状を引き起こすウイルス感染症の一つで、誰でもかかる可能性があります。この記事では、アデノウイルス感染症の概要、症状、治療方法、食事、予防方法、感染拡大防止策について説明します。 アデノウイルス感染症の症状アデノウイルス感染症とは、アデノウイルスによって引き起こされる病気です。

アデノウイルス感染症は、風邪やインフルエンザなどの症状と似ており、発熱、喉の痛み、咳、鼻水などがあります。その一方で、目の充血や目ヤニなどの結膜炎症状や腹痛・下痢などを生じることもあります。

消毒が不十分なプールの水を介して感染が広がる場合があるため、「プール熱」と呼ばれたり、その症状の特長から咽頭結膜熱と言われることもあります。また、子どもに多いと思われがちですが、大人でもアデノウイルスに感染しますので注意が必要です。

アデノウイルス感染症の治療方法アデノウイルス感染症の治療方法は、現時点では特別な治療法がないため、症状を和らげるための対処療法が中心となります。医師から処方された薬を飲んで、休息をとりましょう。

また、学校に通っている場合には熱や喉の痛み、結膜炎などの主要な症状が消えてから2日経過するまでは出席停止となります。

アデノウイルス感染症と食事アデノウイルス感染症に罹患していて喉の痛みが強い場合、食欲がなくなることがあります。
熱いもの・酸っぱいもの・塩辛いもの・固いものを避け、のどごしが良いものを摂るようにしましょう。特に暑い時期には脱水になりがちですので、水分は十分に摂取する必要があります。まとめアデノウイルス感染症は、かぜに似た症状を引き起こすことがあります。このウイルスに感染した場合、悪化する場合もあるため、早めの対処が必要です。アデノウイルス感染症の対策としては、適切な手洗いが効果的です。また、免疫力を高めるために栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。

2023.8.16

扁桃炎(扁桃腺炎)とは?

はじめに扁桃炎は、喉の奥にある扁桃(扁桃腺)という器官が病原菌の感染などにより炎症を引き起こす病気です。喉の痛み、発熱、咳、食欲不振、体のだるさなどの症状が現れます。
この記事では、扁桃炎の原因、症状、治療法、注意点、そして予防方法について説明します。扁桃炎の症状扁桃炎の症状として、扁桃局所の感染と炎症による喉の痛みや発熱の他、病原菌の広がりによっては咳や頭痛、食欲不振、体のだるさなどといった各種の症状があげられます。これらの症状が出た場合、早めに対処しましょう。


喉の痛みは時に強く、食事や水の飲み込みがつらくなるほどになることがあります。また、喉の腫れにより声も出しにくくなるかもしれません。

発熱を生じることが多く、同時に生じる咳は痰のからまない空咳から痰が絡むものまで様々です。
病原菌の広がりや発熱などによって体のだるさを感じることもあります。

扁桃炎の症状は、病原菌の種類や感染した人によって異なります。自分自身の体調に注意し、つらい場合には早めに対処することが大切です。扁桃炎の治療法扁桃炎の治療法について考えてみましょう。
そもそも扁桃炎の原因となる病原菌は、ウイルスと細菌に大別されます。
扁桃炎の原因がウイルス性の場合、抗生物質は効果がありません。起こっている症状に対する処方(対症療法)が中心となり、症状を抑えながらご自身の免疫力で回復することを待ちます。

一方、溶連菌などの細菌感染が原因の場合、抗生物質の使用により細菌の活動を抑えたり、殺菌することができます。その場合にもウイルス性と同様に対症療法の併用が必要となる場合が多いです。
このように原因によって対処方法が異なりますので、自己判断で薬を飲むのは避けましょう。

また、扁桃腺が大きい方では扁桃炎を年に何回も反復する場合があります。そういった場合には手術で扁桃腺をとり、再発を防ぐ方法もあります。扁桃炎の注意点扁桃炎で注意していただきたい点は、自己判断で抗生物質などの薬を飲まないこと、食事に気を付けること、安静にすること、症状が悪化した場合の対処法を知っておくことです。

薬局などで市販薬を自分で選ぶ事はできますが、上記のように正しい薬と適切な投与量を決定することは専門家でなければできません。症状が悪化した場合は、早めに医師に相談するようにしましょう。

食事に関しては喉の痛みがつらい場合が多いので、柔らかい食品や麺類など、喉ごしの良いものがおすすめです。また、香辛料などスパイスのきいた刺激の強い食品は避けることが望ましいです。食事がとれない場合でも水分摂取は必須ですので、痛みがあっても少しずつ摂取して脱水を防ぎましょう。

扁桃炎の予防について感染症が原因である扁桃炎を予防するためには、うがいや手洗いが重要です。こうした予防策は、新型コロナウイルスやインフルエンザなど、他の感染症の予防にもつながります。

まとめ扁桃炎は喉の痛み、発熱、咳、食欲不振、体のだるさなどの症状を引き起こします。
治療法には抗生物質、痛みを和らげる薬など症状に合わせた対症療法があります。また、特殊な治療法として、再発予防のための手術もあります。

病気にかかった場合は、適切な治療法を選び、安静にして症状を改善するように心がけることが重要です。また、手洗いやうがいを含む予防策を意識することも大切です。

2023.8.29

インフルエンザの薬について教えて

1. 抗ウイルス薬抗ウイルス薬とは、インフルエンザウイルスの拡散や増殖を抑える薬です。
①内服薬としてタミフル(オセルタミビル)、ゾフルーザ(バロキサビル)、②吸入薬としてリレンザ(ザナミビル)、イナビル(ラニナミビル)、③点滴薬としてラピアクタ(ぺラミビル)等があります。
上記の薬はすべてA型、B型両方のインフルエンザに効果があります。
※シンメトレル(アマンタジン)という薬は主にA型のみに効果がある薬です。
①内服薬内服薬のタミフルは1日2回、5日間の内服となり、全世界で用いられる最も科学的根拠のある薬です。以前には内服した子供の異常行動が報告されましたが、タミフルとの因果関係が明確ではなく、高熱そのものやインフルエンザに伴う脳症が原因として考えられたことから現在では子供にも投与可能となっています。ゾフルーザは1回飲むだけでウイルスの増殖を抑えることができる薬で非常に手軽ではありますが、新薬でまだ値段が高いこと、12歳以下もしくは体重10Kg以下の小さなお子さんには使用しにくい点に注意が必要です。②吸入薬吸入薬のリレンザは、1日2回、5日間の吸入を行う治療薬です。イナビルは1回吸入するだけで5日間効果が持続するので便利ですが、吸入薬はお子さんや高齢者ではきちんと吸入できないことがあったり、呼吸器疾患のある方の場合には使用しにくいこともあります。また、これら吸入インフルエンザ薬の添加物には乳タンパクが含まれているため、牛乳アレルギーの方は使用を避けたほうが良いでしょう。③点滴薬ラピアクタは唯一、点滴で用いる治療薬ですが、一般的には内服や吸入ができない方向けに入院中などで用いることが多い薬です。これらの薬はなるべく発症初期、遅くても48時間以内に使用開始することが効果を出すために必要となります。また、決して特効薬というわけではなく、発熱や症状の期間を短くする効果が期待される薬ですので、解熱鎮痛薬や咳止めなど、症状に合わせた薬との併用を行うこともあります。5日間の内服や吸入が必要な薬は、症状が改善しても途中で中止せず、必ず5日間使用するようにしてください。また、家族がインフルエンザなどの理由で薬を予防投与することもありますが、原則として65歳以上の方や基礎疾患のある方のみが予防投与の保険適用となり、それ以外の方がどうしても希望される場合には保険外診療(自費診療)で費用も高額となり、万一の副作用の際には医薬品副作用救済制度の対象外となります。2.解熱鎮痛薬解熱鎮痛薬は、発熱や頭痛、筋肉痛などの症状を緩和するために使用されます。

一般的な解熱鎮痛薬としては、アセトアミノフェン、ロキソプロフェン、イブプロフェンなどがあります。ただし、子供や若年者のインフルエンザはロキソプロフェンやイブプロフェンなどと相性が悪く、時に重篤な脳症(ライ症候群)を生じる可能性もあるため、アセトアミノフェンを用いるケースが多くなっています。

3.咳止め薬インフルエンザによる咳を緩和するために使用されます。一般的な咳止め薬には、デキストロメトルファンやコデインが含まれます。ただし、咳は体の自然な防御反応であり、痰がうまく排出されない場合は医師に相談することが重要です。


上記以外にも症状に合わせた薬が必要となることがありますが、これらの薬は医師の指示に基づいて正しく使用する必要があります。

2023.9.7

ヒトメタニューモウイルス感染症とは?

ヒトメタニューモウイルス感染症とは?ヒトメタニューモウイルス(hMPV)とはあまり聞き馴染のない名前ですが、2001年に発見されたウイルスで感染すると風邪症状を引き起こします。風邪症状を起こすウイルスは200種類以上とも言われていますが、このウイルスは小児の風邪症状の5〜10%を占め、大人の風邪症状の2〜4%を引き起こします。症状や経過は近い仲間であるRSウイルス感染症に似ていますが、1歳未満に多いRSウイルス感染症に比べ、ヒトメタニューモウイルス感染症は1歳~3歳位に多いとされます。また3~6月頃に流行することが知られています。万一感染してしまった場合、学校保健安全法に定められた法定伝染病ではないので法律に基づいた出席停止にはなりませんが、感染が広まってしまう可能性はあるため、登校・登園については学校や主治医の指示に従いましょう。ヒトメタニューモウイルス感染症の感染経路と症状ヒトメタニューモウイルス感染症の感染経路は、飛沫感染と接触感染といわれています。飛沫感染とは、感染者の咳やくしゃみによって空気中に散布されたウイルスを吸い込むことで感染が広がることをさします。 接触感染とは、感染者が触れたおもちゃやドアノブといった物に付着したウイルスを介して別の方に感染が広がっていくことを言います。前述したようにヒトメタニューモウイルスは風邪ウイルスの1種ですので、感染すると一般的には熱や咳、鼻水などの風邪症状が現れ、1週間程度症状が続きます。ほとんどの方は時間とともに改善しますが、まれに重症化すると喘息を伴う気管支炎や肺炎を起こす事があります。ヒトメタニューモウイルス感染症の治療法 
風邪ウイルスですので、現時点では特効薬はなく、現れている症状に対する対症療法が中心となります。ウイルス感染ですので、抗生物質も無効です。対症療法を行いながら、体力を落とさないようにしっかり休息や栄養をとることも重要な治療法となります。

ヒトメタニューモウイルスの検査はどうするの? 

一般的に多く用いられているのは、綿棒で鼻の奥の粘液を採取して行う迅速抗原検査です。10分前後で結果がでる便利な検査ではありますが、ヒトメタニューモウイルス検査の保険適用は6歳未満の方のみであり、診断がついても特効薬がなく風邪の対応になるため年齢や医師の判断で無理に診断を行わないケースもあります。


ヒトメタニューモウイルス感染症の感染を予防するにはどうしたらいいの?
感染予防の基本は、「病原体を持ち込まない、持ち出さない、拡げない」ことです。飛沫感染と接触感染が中心となりますので、感染判明時には自宅でしっかり休むことや、咳エチケット、換気、接触物の消毒などが有効です。ヒトメタニューモウイルスは感染力が強いので、これらの対策をしっかりと行うことが感染予防につながります。
まとめ
ヒトメタニューモウイルスは、とくに春季に子どもが感染しやすいウイルスで風邪症状を引き起こします。 特効薬はなく、対症療法が中心となります。 一般的に症状が安定したら登園や登校可能ですが、時に重症化して肺炎をおこす危険性もあるため注意が必要です。 ヒトメタニューモウイルスは大人にも感染し感染力が強いため感染対策を徹底しましょう。 ヒトメタニューモウイルス感染症についての情報がお役に立てれば幸いです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

2023.10.3

気象病とは?

気象病とは?気象病とは、気候や天気の変化が原因で起こる身体の不調の総称で、頭痛やめまい、吐き気、疲労感、関節痛、気分の落ち込み、喘息など様々な症状が出るのが特徴です。季節の変わり目や梅雨の時期などで特に起こりやすいと言われています。

主な症状主な症状は、
・頭痛
・めまい
・吐き気
・疲労感
・首・肩の凝り
・低血圧
・関節痛
・手足の痺れ
・傷口の痛み
・喘息発作
・気分の落ち込み
などがあります。

原因は?気圧・気温・湿度など気象の大きな変化によって自律神経が乱れることが原因で起こると考えられています。特に気圧の変化による影響がとても大きいと言われており、その中でも気圧低下時に症状が出やすいと考えられています。

どんな時期になる?下記のような時期には注意です。

・台風シーズン
→気圧変化が大きいため

・天気が崩れるとき
→天気が崩れる2〜3日前や、天気が回復する時など気温・気圧に変動が起こりやすいため

・季節の変わり目
→特に春先は気温や気圧変動も大きいため

・梅雨時
→湿気が多く、低気圧が続くため

対策は?1.自律神経を整える
規則正しい生活を心がけ、朝は日光を浴び朝食を摂ることで体内時計がリセットされ自律神経が整いやすくなります。また、外出してリフレッシュすることや3食を摂ることも必要です。

2.天気を予測し、事前に悪化を予防する
事前にアプリや天気予報などで天気の変化を把握し、それに備えて必要時に予防内服をすることで症状を抑えることができます。

医療機関を受診する目安は?このような場合には早めに医療機関を受診しましょう
・いつもと違う症状があり、通常服用している服薬しても症状が改善せず悪化する
・症状が軽くならず3〜4日以上長引く

カテゴリ